古代から浮島という小さい山が神社地である。神社の縁起によると、日本武尊が熊襲討伐の折、浮島に上がられ勝利を祈願されたと云う。正徳4年(1714)神社工事の際、土中から石棺が出土し、鈴・甲冑・剣などが発見される。石棺の底石は今も境内にある。この中の鈴は四環鈴と云って「駅鈴」か天皇行幸の「先払いの鈴」といわれ、大事に保管されている。